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なぜ日本は他国で禁止されている着色料を使っているのか
タール色素、といわれ、梅干し・たくあんをはじめとして、さまざまな食品の見栄えをよくするために加えられている着色料。
10数種類が現在使われていますが、そのうちのほとんどは欧米やほかのの国々では禁止されているものなのです。
アメリカでは毒々しいまでの色をしたお菓子が売っていて、甘くて、どうにもこうにも健康に気を遣っているような体型の人々はあまりいないようにも見えますが、それは庶民の話。
毒性のあるものはあらかじめ政府が認めていません。
欧米では禁止されている合成着色料
赤色2号
アメリカで禁止されている着色料です。お菓子や清涼飲料水に、他の着色料と合わせてる買われることが多いです。
これを含むえさでラットとウサギを飼育した結果、発癌性の疑いが生じたために禁止。
しかし日本では発癌性は認められないとして使用され続けています。
それが、日本では研究したけれど動物の健康に異変がなかったのか、そもそも研究していないのかはわかりません。
赤色3号
おなじくアメリカで禁止されています。
かまぼこ、福神漬けやお菓子などに使用。
これをラットに与えると、赤血球の減少・ヘモグロビン値の低下・発がん性があることがわかっています。
黄色5号
ドイツで使用禁止となっています。お菓子やジュース、医薬品に使用されています。
これを含むえさを与えたラットに、乳腺の腫瘍が認められました。
緑色3号
ラットの実験で発がん性が認められているため、ヨーロッパ諸国では禁止されています。
お菓子やジュースに添加。
メロンソーダは思いっきりこの着色料です。
青色1号
ヨーロッパ諸国で禁止されています。
お菓子やジュースに添加。
ブルーハワイはこの色です。
発がん性の疑いが強いとの報告があります。
日本だけが使用を続ける合成着色料
赤色104号
なんと、日本だけが使用している着色料です。発がん性があると疑われているために、他の国では使用されていません。
かまぼこ、ソーセージなどに使われています。
赤色105号
桃の缶詰、かまぼこ、なると、ソーセージ、洋菓子、発酵食品などに使用。
発がん性の疑いが強いので他の国では使用禁止です。
赤色106号
でんぶ、福神漬け、さくらえび、ハム、ソーセージ、和菓子洋菓子、などに使用。
ラットに投与した実験で、甲状腺の重量低下や成長の抑制が1パーセントの割合で認められました。
発がん性の疑いが強いので他の国では使用禁止です。
そんなものならあまり使われていないんじゃ・・・と思ってお漬物を出してくると、普通に添加されていました。
どこにでもあるような柴漬けとパリパリきゅうり。
おいしいね、漬物は体にいいねって・・・・・知らないって、恐いなと思いました。
身体にいいよと言いながら、家族に発がん性物質を送り込んでいたなんて。
いかがでしたか。今回は一覧にまとめてすぐにわかるようにしました。
見ればお分かりになると思いますが、ほぼ発がん性が疑われています。
とりあえずパパッと調べたいときに、この記事の簡単一覧で見つけたものは食べないでおきましょう。